シアトルで開催されたアニメコンベンション、サクラコンに行ってきました。

先週末の金曜日から日曜日の3日間、シアトルで開催されたアニメコンベンション、サクラコン(Sakura-Con)に行ってきました。サクラコンは毎年4月に開催されている、1997年から始まった結構歴史あるコンベンション。動員数は2007年ぐらいから1万人を超え、アメリカで開催されるこの手のイベントとしては大きい方です(ちなみに日本のコミックマーケットの動員数は50万以上。うーん、ケタ違い。)。会場はシアトルのコンベンションセンターです。
コンベンションセンターの入り口。続々とコスプレ人が入っていきます。

サクラコンは3日間で様々なイベントやブースがあり、アニメの監督、漫画家、声優、アーティストなどのゲストを呼んでQ&Aセッションやサイン会。ヴォーカロイド、ヤオイ、東方など最新情報を学ぶセッション。音楽ゲー、レトロゲー、カードゲー、FPSゲーなどができるゲームブース(大会もあります)。アニメに関連する本、DVDに始まり、Tシャツ、着物、刀などなどが売ってる販売ブース。他にもメインステージではコスプレコンテスト、ゲストアーティストによるライブ、カラオケコンテストなどなど、沢山のイベントがあります。
Q&Aセッションは↓な感じ。みんなすげー沢山質問します。この辺はさすがアメリカです。

せっかくアメリカに来たので、1回ぐらいはこういったイベントに参加しようと思っていたのですが、偶然シアトルでイベントがあることを知り、今回参加してみました。参加してみて、一番驚いたのはコスプレ率の高さ。半分近くか、それよりちょっと多いぐらいの人が老若男女問わずコスプレしてました。会場の雰囲気は学園祭のノリに近く、みんなで仮装してワイワイガヤガヤするぞーという雰囲気。このあたりのオープンな雰囲気はアメリカっぽくて面白かったです。肝心のイベントやブースですが、当たり外れが多かった印象です。比較的英語力が求められない、田中真弓(ドラゴンボールクリリンやワンピースのルフィの声の人)Q&A(少なくとも回答が日本語)やコスプレコンテストなどはとても面白く、逆に英語力の求められるアメリカ人声優などによるパネルディスカッション系は笑いどころがさっぱりわからず、結構辛いものが有りました(結局影響してるのは英語かよ!!)。。。後は初参加だったので、かなり非効率に時間を使っちゃったのは残念な点でした。ともあれ、全体的には楽しかったのは間違いないです。
日本って何かにつけてアメリカに負けてる様な雰囲気がありますが、今回のサクラコン参加によって日本のアニメや漫画は世界的に見ても圧倒的に進んでるなーということを再確認。他にもフラッシュコンテンツの充実度も圧倒的だし、ヴォーカロイドの様な新しい音楽もある。そう思うと、日本も1番になれるクリエイティブな力を持ってる国だよなぁと感じられた3日間でした。
サクラコンのページは→ http://www.sakuracon.org/ 早速2011年のページになったようです。
会場入口付近のエレベータから。

広場。大人とか子供とか関係なしにみんなノリノリである

やっぱりノリノリである

凝った格好をしてる人も結構いた。

音楽ゲームのブースみんな思い思いに楽しんでます。

販売ブース。そこまで混み混みではなかった。

販売ブース2。紀伊國屋も出店してた。

販売ブース3。アメリカでは何かにつけて、Tシャツが売ってある。

海外で東方のセッションがあるってことになんかジーンと来た。

会場外のお店でコーヒーを買う、リンクとゼルダ姫。ちょっとシュール