車の回収とソルトレイクシティ、フォッシルビュート国定公園、ダイナソア国定公園観光
先週末、ついに修理が終わった車を回収しに行ってきました。修理費の総額は約$12,000。結構いい中古車が買える気がしますが、修理費は保険でカバーされるので気にしない。今回、車の回収のついでにソルトレイクシティや周辺の国定公園に寄って帰ったので、その辺をご紹介。
今回の運転ルートは以下な感じで、大体900マイル(1440km)ぐらいでした。
ソルトレイクシティ - Salt Lake city-
オリンピックパーク - Olympic Park - (地図上のB)
2002年冬季オリンピックのジャンプ、ボブスレー、リュージュの会場となった場所。今ではちょっとしたスポーツを楽しめる公園になっています。観光地というよりは現地の人が楽しむ公園といった印象です。雰囲気もかなりまったりしていました。
スキーの板を着けてプールにジャンプする設備がありました。ちょっとやってみたい。
オリンピックで使われたジャンプ台を下からみた図。ありえない角度の斜面になっています。。。
運よくジャンプの練習を見ることができました。とても、まねできないレベルです。。。
テンプルスクエア - Temple Square - (地図上のA)
モルモン教(キリスト教の1派)の教会本部です。ツアーをやっていて、日本人のシスターさんから教会が立てられるまでの歴史、各建物の役割などを丁寧に教えもらいました。日本にいると無宗教の人が多いので、シスターさんとかは珍しく感じます。話の内容としても、「神の教えに従い世のため人のため〜」、という考えを強く思っているとのことで、なんと言うかサラリーマンとは大分違う世界なのを強く感じ、中々興味深かったです。
グレートソルトレイク - Great Salt Lake - (地図上のC)
大昔、海だった場所で、今は塩水湖となっている場所です。現在では海まで1000kmぐらい離れているので、自然のすごさを感じさせてくれます。とても大きく、水もしょっぱい(舐めて確認しました)ので、もはや湖というよりは海と言っていいんじゃなかろうか。。。泳いでる人もいました。
ソルトレイクでの夕食時にサプライズがありました。夕食は昔ながらっぽい雰囲気のステーキ店に行ったのですが、そこで知り合ったアメリカ人が、自分の夕食代をおごってくれました。その日に会った相手の夕食をおごるって、さすがアメリカって感じでびっくりしました。また、きっと相手のアメリカ人が自分との会話を楽しんでくれたことはうれしかったですね。旅の良さを再確認しつつ、自分の中でアメリカ人の株が少し上がりました。
フォッシルビュート国定公園 - Fossil Butte National Monument - (地図上のD)
公園がある場所は昔、湖だったらしく、主に魚類の化石が発掘されている公園。それ以外は特筆することが無く結構微妙でした。公園内はトレイルが2つしかなく規模が小さいし、景色が特別すばらしいという感じでもないです。夏休みの時期なのに人が全くいなかったのもうなずけます。公園入り口付近にあるお店であらかじめ予約すれば化石の採取もできるらしい(1バレット$85)です。化石採取は面白そうですがそれ以外の目的ではあまりお勧めできない場所です。
夏休み中だと思うのですが、他の観光客はほぼ0でした。駐車場もがらん。。。
ダイナソア国定公園 - Dinosaur National Monument - (地図上のEがユタ側、Fがコロラド州側)
ここは恐竜の化石が発掘されている公園。ビジターセンターでそこそこの数の化石が展示されています。魚類よりは見ていて面白いです。この公園は、恐竜の化石だけでなく公園内の景色も中々良かったです。ダイナソア国定公園はコロラド州側とユタ州側の2つのエリアに別れており、2つのエリアで見える景色は異なっていました。コロラド州側から見れる景色は高い丘から見晴らす渓谷、山々、そして平野と広がりのある雄大な景色が多いです。
一番奥にあるトレイル(片道1mile)の終点。丘に人が立ってました。落ちたら確実に死にます
トレイルの終点から見えるグリーンリバー
上の写真とは反対方向の景色
ユタ州側からは、川幅が広くゆったりと流れるグリーンリバーを間近で見ることが出来ます(写真取り損ねました。。。)。
アーチーズやグランドキャニオンといった有名な場所と比べるとさすがにお勧め度は若干下がりますが、時間があれば立ち寄っておきたい国定公園だと思います。
