ラピッドシティ周辺観光その2

最近テレビで新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の報道が毎日されており、アメリカでも感染者が増えているみたいですが、現状は生活への影響は全くないです。ってか、アメリカ人はほとんど気にしてない模様。さすがアメリカ。そんなアメリカ人を見習って(?)、マイペースに前回途中まで書いたラピッドシティ観光の続きを書くことにします。
前回の「ラピッドシティ周辺観光その1」は以下です。
http://d.hatena.ne.jp/tama12/20090420

ウインドケイブ国立公園 -Wind Cave National Park-

洞窟。洞窟内外の気圧の違いによる風、ポップコーンと呼ばれる結晶、ペーパーロックと言われる薄い岩が特徴らしい。1日3回添乗員による説明があり、エレベーターで洞窟の中に行けます。洞窟の中は、地上とは別世界で完全な無音の世界。この世界は日常を忘れさせてくれました。
冬場で人があまりいないということもあり、参加者は自分一人。おかげで丁寧に説明してもらえ、かなり楽しめました。夏場はヘルメットとヘッドランプを持参して正面の入り口から洞窟を潜るアクティビティもあるらしいので、そっちも行きたいところです。
ポップコーンと呼ばれる結晶


ビジターセンター

ドライブコース

ウインドケイブから北上する形でドライブコースを走りました。森林コース有り、草原有り、ちょっとした丘有りと、景色を楽しみながらのんびりドライブできて非常に気持ちよかったです。
前半はプレイリードッグやバッファロー、ビッグホーンシップなどの動物も結構いて、風景を楽しみながら運転ができました。写真のように、動物によって道路を塞がれてる場所もありました。
鹿と道路で目が合うの図

道路でまったりするバッファロー

後半は細めの林道を通るドライブコースでした。地球の歩き方「国立公園編」によると、北上していくと車1台しか通れない狭いトンネルがあるらしく、そこに行こうと思いましたが、残念ながら冬季は道が閉鎖されており、トンネルまでは行けませんでした。森林を楽しみながらドライブするには非常に気持ちのいいコースだと思います。特に夏場は良さそうです。
森林を通る道


結局道は閉鎖

クレイジーホース メモリアル -Crazy Horse Memorial-

インディアンの偉い人の像を彫ろうとしている場所です。現在は未完成。というかほとんどできなてない気がします。。。完成すると世界一大きな像になるらしいです。正直、見所はあまり無く、無理に行く必要はないと思います。シュールさを楽しみたいという心意気と時間とお金に余裕があれば是非。施設があり、その中ではビデオ上映をやっていました。まだ出来ないうちから、完成後の町の予想図とかが堂々と紹介されていて面白かったです。
未完成の像


建物入り口

ビルスタワー国定公園 -Devils Tower National Monument-


映画「未知との遭遇」で使われた有名な場所らしいです。タワーをぐるっと回る1時間のトレイルコースがありましたが、冬場で地面が完全に凍っており行くのは止めました。


タワーにはたくさんの縦跡がついていて、どうしてこんな形の線が入ったのか不思議なタワーでした。冬場はゲートやインフォメーションセンターなどに人はおらず入場料も無料だったため、ちょっと得した気分。ほぼ垂直にそびえたつデビルスタワーですが、夏場になるとロッククライミングをする人が結構いるらしいです。
駐車場から撮ったタワー

総括

初めてのアメリカ国内の長距離旅行でしたが、たくさんの観光地を訪れることが出来て大満足でした。1日平均約600マイル(960km)ぐらいの運転だったので、長距離運転に慣れるという目的も達成できたと思います。ただ、全体的に少し急ぎ足で回ったので、トレイルなどは基本的に素通りでした。なので、もう少し観光に時間をかけてトレイルなどを歩き、景色などをもっと堪能したかったところです。