カナディアンロッキーへ行って来ました。その6、バンフ観光その2

明けましておめでとうございます。アメリカも年が開け1月2日となりました。2012年最初の日のシアトルは暖かく、気持の良い1日を過ごすことが出来ました。この気候が続いて欲しいところです。
さて、今回はカナディアンロッキー旅行記その6、バンフ観光その2です。長かったカナディアンロッキー旅行記も今回でラスト。以下旅程です。

8/24 7:00 ルイーズ湖のホステル出発
7:50 サンシャインビレッジ到着。バスでネイチャーセンターへ
11:15 ガーデンパストレイルを1周後、スタンディッシュビューポイント着
11:50 シンプソンパストレイルの入り口着。
13:45 ヒーリーパストレイルに合流
14:15 ヒーリーパス着
15:15 ヒーリーパスを通過し、ヒーリーパス戻り
17:30 サンシャインビレッジ戻り

この日はバンフから車で20分ぐらいの場所にあるサンシャインビレッジスキー場のトレイルへ行きました。1日かけて歩きたかったので、サンシャイン・メドウを出発し、シンプソン・パス経由でヒーリー・パスまで行くルートにしました。距離は26kmで標高差は800m(バスを利用したため登りより下りが多い)程です。途中線が途切れていますが、歩いたルートは以下マップの赤→オレンジ→紫→黄緑→黄色で、赤からオレンジがサンシャイン・メドウ、紫がシンプソン・パス、黄緑と黄色がヒーリー・パスです。なお、黄色の終点に駐車場があり、赤線まではバスで移動しています。

駐車場から赤線のサンシャイン・ビレッジへのバスは9:00-17:00まで大体1時間に1本運行されており、1人往復$26です。以下、バスに関する情報のURLです。
http://sunshinemeadowsbanff.com/sunshine_meadows/shuttle.htm
以下、3つのトレイルを個々にご紹介。

サンシャイン・メドウ - Sunshine Meadows -

1周12km、標高差240mのトレイルで、山頂付近のサンシャイン・ビレッジまでバスで行くためアップダウンが少なく、のんびりと景色を楽しみながら歩けるトレイルです。高山植物の花が至るところで咲いていて非常にきれいでした。家族連れやあまり体力がない人でもゆっくり歩けば問題なく楽しめると思います。
バスの終点サンシャイン・ビレッジ。冬はスキー場の設備として賑わってそう

アップダウンはなだらかで、開けた道が多い。高原でのハイキングを楽しみたいなら最適

ロック・アイル湖

ラリックス湖

トレイルの小脇に咲く高山植物を楽しみながらのハイキングは楽しかった

恐らくハルジオン

毛むくじゃらな動物のような姿が可愛らしかったウェスタアネモネ

マーモットもいた

最高地点付近から

シンプソン・パス - Simpson Pass -

サンシャイン・メドウからヒーリー・パスにぶつかるまで6.2kmのトレイル。ほとんどが林道で少々退屈でした。あくまで連絡通路用のトレイルと思います。
林道メインだが、花が咲いている場所もあった

途中一休みした名も無き湖

ヒーリー・パス - Healy Pass -

往復18.4km、標高差705mのトレイル。トレイルヘッドから5kmぐらいは展望が利かないため少し退屈かもしれません。ただ、その後視界が開け、サンシャインメドウと遜色ない展望と花々が楽しめます。急な登りはありませんが、それなりに距離と標高差があるので体力に自信がない人は避けたほうが無難です。
トレイル終盤。視界は開け高山植物の花々が広がる

ヒーリー・パス終点付近から。こちらも気持ちの良い景色が広がっていた

サンシャイン・メドウとヒーリー・パスのどちらか1つ選ぶのであれば、歩くのが楽で、かつ展望のきく場所の多いサンシャイン・メドウがオススメです。

オマケ

ヨーホー国立公園内にあるタカカウ滝へ行ってきました。タカカウ滝は400mほどの落差があり、水量も中々あって下から見上げると結構な迫力がありました。
カカウ

滝壺周辺から

早朝に訪れたためか、エルクがいました

移動途中にて、朝焼けに染まる山。神々しさを感じるほどの美しさでした

カナディアンロッキー旅行を振り返ってみると、観光、ハイキング共に充実した旅行となりました。今回でロッキーの旅行記が終わったので、次回はフロリダの旅行記を書こうと思います。