メイド諸君

自分は概ね、月に15冊ぐらい本を買っているのですが、久々に印象に残る本に残ったので紹介します。その名もメイド諸君! ベタなタイトルで内容もメイド喫茶ものなののため、まぁ安全牌的な気持ちで買ったのですが、意外と奥が深かったです。この漫画はメイド喫茶で働いている女の子とお客さんとのやり取りを綴った感じの本で、メイド喫茶で働いている女の子の心情描写が丁寧で、女の子達の心情考えを共感しながら読めます。主人公の女の子が、お客さんはどうすれば喜ぶかかを気にしながら働く点は普通の漫画と比べると新鮮でした。他のキャラクターも個性が少し尖った感じで、普通の漫画より1歩進んだ感じです。この漫画で共感がもてたのはメイド喫茶はお客さんに夢を見せる場所であるという考え方です。この点も顧客視点で書かれており、うーん分かってらっしゃるって感じです。外見や上っ面だけを取り繕ったメイド喫茶が多い中、こういった考え方を持ったメイド喫茶ってほとんどないよなぁ。。。そうは言ってても、漫画読んでメイド喫茶に行きたくなったのは言うまでもありませんが。。。しかし、なんつータイトルだ。ちょっと買いにくいではないですか。。。

メイド諸君! 2巻 (ガムコミックスプラス)