PS3版 トラスティベル〜ショパンの夢〜 ルプリーズ クリアしました
トラスティベル ~ショパンの夢~ ルプリーズ 特典 トラスティベルナビゲーションDISC付き - PS3
- 出版社/メーカー: ナムコ
- 発売日: 2008/09/18
- メディア: Video Game
- 購入: 2人 クリック: 26回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
ストーリー
Xbox版のプレイ日記をみると、「電波シナリオ」、「シナリオは意味がわからん」という評価が多かった本作品。一部修正されたとのことですが、終盤は唖然ですね。自分はPCゲームやらアニメやらの経験から、説明不足のストーリーを想像でまかなうのはわりと得意なつもりですが想像以上だった。。。「どういくことだ?なぜそうなる?」と思わざるを得ません。本作品はマルチエンディングとのことなので複数エンディングを見ると補完されるのでしょうかねぇ。。。まぁ、スターオーシャン3とかと比べるとまだましな気がしますが。。。とまぁ、終盤は余りいい印象を持っていませんが、終盤以外のストーリーは「悪いことをしている国王を懲らしめるぞ」的なノリで、ちょっと子供っぽいですが自分としてはわりと好きなストーリーでした。登場キャラクターが多い中、キャラクターを持て余さず、キャラ同士のかけあいが多いのも好印象でした。
戦闘
戦闘は面白かったです。トラスティベルはドラクエのようなコマンド入力型ではなく、敵の攻撃にあわせてタイミングよく防御ボタンを押して防御したり、通常攻撃でエコー(コンボみたいなの)をためて必殺技をくりだしたりするゲームでした。タイミングを合わせるだけのゲームはとくあるんですが、戦闘がいつまでたっても楽しめるように複数工夫が凝らされていて好印象でした。
1つは防御のタイミングです。敵の攻撃バリエーションは大抵3種類ほどあり、攻撃の種類によって防御するタイミングが異なるというもの。また、攻撃によってはタイミングがシビアで目押しだと結構間に合わず、敵の攻撃を少し予測しながら戦う必要がありました。そのため、戦闘に適度な緊張感がありだれずにプレイできましたね。さらに、ボス戦では防御失敗がかさむと味方がやられてしまうので、なお集中力が必要で楽しかったです。
2つめはパーティーレベルの設定です。パーティレベルはレベル1から6まであって、ストーリが進むとパーティレベルが上がり、レベルが上がると大抵、より短期間で戦局を判断する必要がでてくるが戦闘のバリエーションが増えて戦闘の幅が広がるというもの。1つのパーティレベルに慣れてくるぐらいで、パーティレベルが1つ上がり新しいことが増えていくというパターンが多く、戦闘難易度と共に戦闘の幅がどんどん増えていく感じが楽しかったです。
3つ目は敵の強さ、要は戦闘難易度です。戦闘難易度はそこそこ高めだと思います。ゲームは人並み以上にはできるつもりですが、ボス戦で何度か全滅しましたし。。。戦闘難易度は好き嫌いが分かれるところだと思いますが、戦闘を楽しむという点では、難易度はちょうどよかったと感じました。
音楽
ショパンを題材にしたゲームなのか、音楽の出来ばえは相当よかったと思います。フィールドにしても戦闘にしてもダンジョンにしてもよいです。音楽は文句なしです。
ということで。。。
ストーリは終盤難点な部分はあったものの、ちょっと子供っぽいストーリーが受け入れられる人なら楽しいと思います。戦闘は申し分なく面白いです。戦闘の面白さ重視の人にぜひお勧めしたいゲームですね。