冬のイエローストーンに行ってきました

明けましておめでとうございます。1年経つのは早いですね。今年も色々と頑張ろう。
今回は冬休み中に行ってきたイエローストーン国立公園をご紹介。ついでにアイダホ州国定公園にも寄ってみました。旅程は以下です。

12/28 21:00 I Redmond 出発
時差 +1時間
12/29 13:00 B クレイターズ オブ・ザ・ムーン国定公園
ビジターセンターが閉まっていたため適当にドライブ
17:00 C ツインフォールズのホテル着
12/31 8:00 ホテル発
9:00 D ハガーマン化石層国定公園ビジターセンター着
ハガーマン化石層国定公園、ミニドカ収容所跡国定公園などを観光
15:30 B クレイターズオブザ・ムーン国定公園
国定公園内のトレイルをハイキング
16:30 B クレイターズオブザ・ムーン国定公園
24:00 G ガーディナーのホテル着
12/31 9:50 ホテル発
10:00 H イエローストーン国立公園 マンモスカントリー着
11:00 Tower Fall Trail & Chittenden Loop Trail トレイルヘッド発
16:00 トレイルヘッド戻り
19:00 ラマーバレーをドライブ後、ホテル着
1/1 9:00 ホテル発
9:30 テラスマウンテン 着
10:45 テラスマウンテン 発、ラマーバレー周辺をドライブ
14:00 Lost Lake Trail トレイルヘッド発
16:00 トレイヘッド戻り 帰宅開始
時差 -1時間
4:30 Redmond 着

ドライブルートは以下で大体2300mile(3680km)ぐらいでした。

以下適当にご紹介。

イエローストーン国立公園 - Yellow Stone National Park -

世界初の国立公園で、鮮やかな色の温泉、豪快な間欠泉、黄色い渓谷、平原に住むたくさんの野生動物などなど見所が多く、2008年度入場者数は実質3位。メインシーズンは夏で、冬は北口と北東を結ぶ道路以外は閉鎖されており、マンモスカントリー以外の施設はほとんど機能してません。間欠泉のあるOld Faithfulへ公認旅行会社のツアー経由でのみ行くことができます。かなり制限のある冬のイエローストーンですが、野生の動物鑑賞とスノーシューハイキングを目的に行ってきました。去年の夏に訪れたので、今回は2回目の訪問です。

北口のゲートにあるルーズベルトアーチ

ルーズベルトアーチを逆から。天候にも恵まれ気持ちが良かった

上手く撮れませんでしたが、太陽の周辺にリング状の虹が出来てました

動物鑑賞

冬は一面真っ白になり、足跡も残るので動物を探しやすい。また、冬のイエローストーンは野生生物が多い。というのが、動物鑑賞をしようと思った理由だったのですが、想像以上の野生生物を見ることができ、感動ものでした。例えば、

イエローストーン国立公園のゲートを越えた直後、早速遭遇したメスのエルク

首を左右に振って雪をかき分けながら草を食べるバファロー

何箇所かで群れをなしていたバッファロー。道を塞ぐこともしばしば

雄のエルク。よく見ると耳にタグがついてて、公園で管理してるみたい

いつ見てもエルクのツノの大きさはすごい

道路脇から見かけたコヨーテ。

もぞもぞと雪を掘ってます

食事中。この後、雪の塊は赤く染まっていきました。。

バッファローを食べてるコヨーテ。周りには鳥も。こういった場面を自分の目で見れて感激

崖や傾斜のきつい場所を好む、ビックホーンシープ。まったり日光浴中。

こっちもまったり日光浴中。表情がかわいい

こっちのビックホーンシープは食事中


などなど。写真は取れなかったですが、他には灰色オオカミや赤狐なども見かけました。本当にかなりの数の動物がいて、サファリパークですかここは?と思うぐらい。また、動物たちの冬の生活も垣間見ることができて、大満足の動物鑑賞でした。

スノーシューハイキング

マンモスエリア、北東エリア、タワーエリアの3つのエリアがありビジターセンターでマップをもらえます。主にタワーエリアのトレイルを歩いてきました。-15℃も珍しくない公園で長時間外に出ることになるので防寒はかなり気を使う必要があったのですが、顔を覆うものを持っていかなくて失敗。途中、顔がかなり痛かったです。。

今回大活躍したマイスノーシュー。$100ぐらいで買えます。

Tower Fall Trail & Chittenden Loop Trail

Tower ジャンクションからTower FallまでのTower Fall Trailが片道2.5mile(4km)、高低差60m。Tower FallからスタートのChittenden Loop Trail が一周5.3mile、高低差275m。今回両方のトレイルを歩いたので、10.3mile(16.5km)高低差335m歩きました。スノーシューを履いて歩くにしては結構な距離となり、かなりきつかったです。その上、Chittennden Loop Trailは見所がほぼなかったので、純粋に歩くのが好きな人向けなトレイルだと思いました。一方、Tower Fall Trailは距離、高低差も程良く、途中にあるCalcite Springs Over Lookからの景色も良かったのでスノーシューを軽く楽しみたい人にはオススメです。

Calcite Springs Over Lookからの景色。温泉からは湯気が

Chittennden Loop Trailの林道。木の高さからいってかなりの積雪量

Lost Lake Trail

Pertrified Tree 駐車場からスタートしLost Lakeまで行くトレイル。距離1.5mile、高低差40m。道はオーソドックスな林道で湖は雪に覆われ何も見えないので、景色を楽しむにはちょっと不向きなトレイル。今回Lost Lakeにバッファローの群れがいました。生身で接触されるとシャレにならないので、少し注意が必要かもしれません。
Lost Lake。雪に覆われてました

テラスマウンテン

マンモスビレッジの側にある温泉がたくさんある場所。冬のピンと張り詰めた空気の中、夏以上に立ち上がる湯気、段丘を静かに流れる水は、穏やかな気持ちにさせてくれます。遊歩道は靴で見て回れます。
ミネルバテラス。夏とはまた違った雰囲気

オレンジスプリングマウンテン

穏やかな気持ちにさせてくれる雰囲気が良かった

最後に

正直なところ、今までかなりの数の国立公園を回っていて新しい感動はないと踏んでいたのですが、いい意味で裏切られました。動物鑑賞、スノーシューハイクと冬のイエローストーンをかなり楽しませてもらいました。これだけ楽しめるならもう一度行ってもいいかなぁと思うほど。改めてイエローストーン国立公園の魅力の幅広さを感じた旅行となりました。夏か冬の1回だけ行く場合は、夏をオススメしますが、可能な場合は冬にも訪れて欲しい場所です。

アイダホ州国定公園については次回に書きます。こっちはオマケ程度ですが。